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2012.04.06

いたち川自然復元および川辺の道整備

所在地:
神奈川県横浜市栄区公田町599~中野町1090番地先

 

竣工年度:
1995年

 

諸元:
低水路整備(自然復元)

延長:800m(天神橋~日東橋)

川辺の道整備(ケヤキ河畔林の復元:並木整備)

延長:1600m

 

概要:
いたち川低水路整備の第2期事業と川辺の道の整備。下流で実施した自然復元(82年当時反対された)が地元に馴染んできたことから、天神橋から上流800m区間の自然復元と川辺の道(管理用通路)を整備。低水路はドイツで開発されたヤシ繊維工法を用いてヨシやガマ、マコモなどの抽水植物を水際に定着させる方法を採用した。川辺の道は、もともとケヤキの河畔林が繁茂していた区間であることからケヤキを植栽。整備済みの転落防止柵などはそのまま利用した。かつての姿そのものではないが、河畔林に覆われたいたち川の原型的な河川空間の回復を意図したものである。夏は木陰で涼しく冬は陽がさして暖かい。地域の生活道路として利用されている。

 

受賞:
土木学会デザイン賞2011 優秀賞

*低水路、川辺の道、扇橋の水辺、稲荷森の水辺等一連の取り組み(約4km区間、30年間の取り組み)について受賞

吉村 伸一Shinichi Yoshimura

(株)吉村伸一流域計画室 |EA協会 副会長

資格:
技術士(建設部門:河川、砂防および海岸海洋)

技術士(環境部門:自然環境保全)

特別上級土木技術者[流域・都市](土木学会)

 

略歴:
1948年 北海道生まれ、石狩川流域人

1971年 室蘭工業大学土木工学科卒業

1971年 横浜市役所 勤務

1998年 吉村伸一流域計画室設立、代表取締役

 

主な受賞歴:
2005年 土木学会デザイン賞 最優秀賞(和泉川/東山の水辺・関ヶ原の水辺)

2008年 土木学会デザイン賞 優秀賞(嘉瀬川・石井樋地区歴史的水辺整備事業)

2011年 土木学会デザイン賞 優秀賞(いたち川の自然復元と景観デザイン)

2018年 土木学会デザイン賞 優秀賞(伊賀川 川の働きを活かした川づくり)

2021年 復興デザイン会議第3回復興設計賞(川原川・川原川公園)

2022年 土木学会デザイン賞 最優秀賞(川原川・川原川公園)

 

主な著書:
日本文化の空間学(東信堂、2008、共著)

多自然型川づくりを超えて(学芸出版社、2007、共著)

多自然川づくりポイントブック(日本河川協会、2011、共著)

図説・日本の河川(朝倉書店、2010、共著)

川の百科事典(丸善、2009、共著)

川・人・街-川を活かしたまちづくり(山海堂、2001、共著)

自然環境復元の技術(朝倉書店、1992、共著)

 

組織:
(株)吉村伸一流域計画室

神奈川県横浜市

Email:yoshimura@ys-ryuiki.co.jp

 

業務内容:
・河川の自然復元および景観デザインに関わる研究、計画、設計

・川づくり、まちづくりに関わるコンサルタント業務

・市民参加、合意形成マネジメント

・その他上記に付帯する業務

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