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2013.07.20
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場所の履歴と向き合う空間デザイン
公共空間は、移動や滞留といった実用的な機能だけでなく、人々に過去の記憶を思い起こさせたり、地域やコミュニティへの帰属意識を持たせたりする場所としても重要な役割を持っています。それゆえに、「場所の履歴を、どのように残し、引き継ぐか」は空間デザインのひとつの大きな課題となります。中心市街地の再編や住宅地の更新、また震災復興などの場面において、今後ますます重要になると思われるこのテーマについて、様々な立場から論じます。
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- 町の同一性と場所の履歴
- 中井 祐(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻|EA協会)
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- 現代社会における歴史的環境との向き合い方
- 北河 大次郎(文化庁文化財調査官)
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- 場の履歴と都市デザイン…Sense of place
- 小出 和郎((株)都市環境研究所|EA協会)
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- 「場所性」と「日常」
- 崎谷 浩一郎((株)イー・エー・ユー|EA協会)