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2013.07.20

場所の履歴と向き合う空間デザイン

公共空間は、移動や滞留といった実用的な機能だけでなく、人々に過去の記憶を思い起こさせたり、地域やコミュニティへの帰属意識を持たせたりする場所としても重要な役割を持っています。それゆえに、「場所の履歴を、どのように残し、引き継ぐか」は空間デザインのひとつの大きな課題となります。中心市街地の再編や住宅地の更新、また震災復興などの場面において、今後ますます重要になると思われるこのテーマについて、様々な立場から論じます。